担当ライター聖加いずみ

現在大学3年生。将来は安定した会社で働きたいと思っているけど…思うところがありキャリア教育団体の長期インターンシップに参加中。

はじめまして!今日は、22年卒就活生のキャリア観や就活事情を聞いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします!

それでは早速質問していきます!

高校時代から地域でさまざまな活動をされているとのことですが、そのきっかけは何だったのですか? 

そうだね、、もともと、幼少期は親と一緒にいることがなかったからか、自然と親との壁があったし、日本の学校では外国人として浮いていたので、なんとなく、家や学校で自分の居場所があまりないと感じていて、外に居場所を求めるようになったんだよね。

そうなんですね。

地域に出ていくと、いろんな大人と関われるようになって、自然と自分の居場所が地域になっていったって感じかな!

とても自然な流れで地域活動を始められたんですね。

そうそう!だから中学生のころからボランティア等に積極的に参加していたり、高校生になってからもプロジェクト活動に励んだりしてたよ!

中学生のころからボランティアとかの活動をしていたんですね!すごい!

その経験って就職活動に関わっていますか?

もちろん。今までの経験から面接で話せることがいっぱいあるんだ。

マイケルさんが企画したイルミネーションイベントの参加者との一枚

例えば、高校生の時にやった星形イルミネーションの企画は、企画、素材調達からワークショップ、イルミネーションイベントの最初から最後まで自分で行ったから、営業力や企画力の実績があるってところを示せることになる。

自分の中のアピールポイントになっているんですね。 

そうだね。でも、反対に企業さんの側から「それだけの実績があるなら起業するんじゃないの?」っていう目で見られることもあるから、その部分では少し苦しんだこともあったよ。

そういうこともあるんですね、、

少しはなしが変わりますが、インターンはいつごろから考えはじめていましたか?

もともとしていたアルバイトがインターンシップだったんだ。そこで企画・プロジェクトリーダーをしてたよ。そのほかには無償のインターンシップなどは積極的に参加しようという風に考えていたね。参加したインターンシップで、夏の企画コンペ大会では最優秀を飾ることができたんだ。

最優秀賞ですか!すごいですね!!

ありがとうございます!

具体的にはどのくらいインターンシップに参加されましたか?

オンラインなのでどこまでをインターンとするかははっきりしないけど、実際に企画をしたというのは夏の1社だけだったね。

そうなんですね!?ほかに参加されなかった理由があったのですか?

インターンシップは人事の方に好印象がもたれるっていう利点があるけど、ほかにインターンシップの必要性があまり感じなかったな。ちょっとハードルが高くて、参加しごたえのあるものに絞った。

そうなんですね。インターンシップって必須なイメージがあったから新しい考え方だなって思いました!

インターンシップ以外の就活の情報を得る媒体として利用していたサイトやサービスはありますか?

基本的に3つで、Goodfindをメインにエンカレ、OfferBoxを使っているよ。業界分析やグループディスカッション対策、会社説明会はGoodfindで紹介されているものに参加していたね。

ほかに就活のために参考にしたアプリや本はありますか? 

本だと業界地図や四季報は手元に持って興味のある業界について調べているよ。

その二冊は私も聞いたことあります!!

あとは、「お金の超基本」という本を読んでいるよ。税金や年金、保険などで自分が暮らすにあたってどれくらいお金が必要になるのかということを逆算して、どのくらいの収入がもらえる仕事に就くかということを考えているんだ。

なるほど。就活の中でお金や収入等部分は核になっていますか?

そうだね。仕事はお金を得る手段だからね。就活では生活していくためにいくら必要なのか、そこから趣味とかにかかるお金を考えていくら欲しいかを考えることも大切だと思うんだ。

確かにそうですね。でも、やりがいやお金で買えないものが大事と言われることもあると思うんですけど、その点はどうですか?

それは極端な考えかなって思うね。やりがいや社会貢献は大事だけど、お金がないと何もできないのが人間なんじゃないかな。マズローの欲求段階説でも、上層にある自己実現を達成するためには下層にある生理的安全という部分が保証されていてこそできるって言われているよね。

そもそもお金がないと、自己実現どころではないってことでしょうか。

生理的安全を保証するために必要となるのはお金じゃないかなって思うんだ。

お金を得れるくらいの基礎がないと他人に対して何もできないかなって考えているよ。

時間があってもお金がないより、お金が当ても時間がない方が、そのお金で人を雇って社会貢献する方が僕はいいと思ってる。

 お金がないとスタートラインにも立てないということですね。

そうだね。でもお金に魂を売るということはしたくないって思ってる(笑)

その部分は柔軟にしていくことが大切だね。

 

そうですね。やりがいと収入のバランスが大事ですね!やりがいという部分では企業を選ぶときにどのような点を重視していますか?

自分のやりたいことと、企業がやっていることが一致しているか、だね。あとは社内の人がどういう人なのかが気になるかな。明らかに自分の思考と真逆の考えをしている方々と同じ職場で働くことは難しいからね。

確かにそうですね!その点ってどうやって判断しているんですか?

選考を受ける企業があったら、OB訪問などをしてどのような雰囲気なのかを見ているね。OB訪問をしてみて自分が思っている感じと違うな思うこともあるよ。

なるほど、、OB訪問ってどんなことをするのかイメージがわかないんですけど、有益な情報をもらえるんですか?

そうだね。でも、OB訪問は相手の時間も取ることになるし、インターネットでしっかり調べてから最終手段としてOB訪問をしているよ。

私もOB訪問やってみたいです。

就活をする前にやっておいてよかったことはありますか?

活動の実績があることだね!SPIや面接対策、業界分析などは短時間でできるけど、活動は長時間積み上げたということが大切だからね。

でも、活動をやってはいけなくて自分のやりたいことを自分の理由でやったということが大切なんだと思うんだ。大事なのは実績じゃなくて自分のやりたいことをやりながらなぜやっているのか、だれのためにやっているのかというようなことを考えて、ブラッシュアップしていくことだからね。それがガクチカや自己分析になっていくからプラスになるんだね。

長い間されてきた活動が活きてきているんですね!反対に就活をしている中で一番大変なことは何ですか?

モチベーションをあげることだね。コロナで学校にも行かないし、友達と会わないと刺激されないから「やらないと!」というスイッチを入れるのが難しいね、、笑

確かに、、私も勉強しなきゃっていうモチベーションを上げるの大変です笑

そうだね笑

実強制される環境にないと、自分にいかに厳しくなれるかが大切になってくるんじゃないかな。

なるほどです。話を就活に戻って、、何社くらい受けるつもりですか。

受けれるなら何社でも受けたいね笑

すごい!

でもそこまでのやる気はなかなか出ないね笑

そうなんですね

でも、就活はがむしゃらにやってもしかたがないと思んだ。

会社からすると、就活生を採用することは少し大きな買い物みたいなものかなって思う。むしゃらにいっぱい受ける人よりも、「この会社に是非入りたい」というようにやる気をもっている人にを来てもらう方がいいんじゃないかな、という気もして。 

確かにそうですね。

会社を選ぶときに重視している部分はどこですか。

 そうだな~。給料や福利厚生など、働くことがイメージできる情報をあらかじめ伝えているか。学生受けがいいような会社でも、こういったことを質問が出てから出す会社は、何か出したくない理由があるのではという風に思ってしまうんだよね。

今までのお話からしても、実際に働いている姿を想像できるような会社がいいんですね。ほかにやりがいや社会貢献などは重視されてないのですか?

やりがいのある会社はCMやYouTube、口コミなどで情報があるから特にきにしていないかな。逆に、聞いたことのない会社がやりがいをうたっていると何かほかの面で出したくない情報があるのではという風に感じてしまうね。

疑いの目をもつことも大事なんですね。

それでは最後の質問です。

あなたにとって就活とは何ですか?

苦行です。笑

でもこれはネガティブな意味だけではないよ!

自分に磨きをかけるという意味ではポジティブであり、そのための苦行という意味でネガティブなものととらえているし、自分はこのことをわかっている会社が自分と合うのだと思うね。

確かにその通りですね!

でもそれをはっきり言えるのってすごいです。

長時間ありがとうございました。

特派員からのコメント

聖加いずみ

就活=苦行 という名言を残してくださったマイケルさん。
とはいえ、大変なことも含めて就活そのものを前向きに楽しんでいる印象を受けました。
画面越しでの取材でしたが、優しいお人柄とオーラが伝わってきました。

改めてありがとうございました!

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こちらの記事は 2021年09月15日に公開しており、
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