みんなの安全を密かにサポート！学生が知らなかった意外性とは？ー中村土建株式会社ー
2022年夏に実施した取材型プログラム「シゴトラベル2022夏」の内容を記事にしています。
担当ライターキャリアお悩み大学生
中村土建株式会社はどんな会社ですか？
1949年に創業した、70年の歴史がある会社です。主には、国土交通省、三重県発注の道路など、土木工事を中心に、松阪市発注の上下水道関連の工事、不動産会社や大手ハウスメーカーから宅地分譲地など多岐にわたった工事を手掛けています。
郷内さんは、仕事のやりがいをどこで感じられますか？
社会生活で必要なものを作っているということを自負しています。全てが50年、100年と残っていくようなものです。実際に橋や道路ができて、子どもを連れて行ってみたり、自分が作った道路に行くと、とてもやりがいを感じます。
お子さんと自分がつくったものを見れるなんていいですね！
続いて、経営する上で大切なことは何ですか？
人で会社は変わると思っています。最近は若手の技術者が増えているから、成長してほしいですね。若手を育てることが使命だと思っています。
郷内さんは経営を実際にされている方ということで、お仕事が忙しいのではないかと思いますが、どのようにしてリフレッシュされていますか？
週末に家族と過ごすことで、気持ちのリラックスを心掛けています。あとは、ジムに行って筋トレをしています。ホッとする時間も必要で、ホッとする時間があれば、切り替えて仕事も頑張れます。
やりがいを感じるところはどこですか？
上司から仕事を頂いて、こなせたときにはやったぞと思いますね。
一つの現場の受注額が１億円のものであったり、大きい案件があります。そこで私は会社の代表として現場を受け持つため、全ての責任があります。安全に終わった時にはとても達成感を感じ、一番嬉しさを感じる瞬間です。そして、若手の成長も楽しみですね。
世の中の人にあまり知られていないお仕事はありますか？
2011年に発生した東日本大震災では非常に多くの住民の暮らしが破壊されました。
建設に携わる人々がまず道路を直し、その道路を通って自衛隊・警察・消防の人々が被災した住民を助けに行きました。
このように、道路をつくるだけでなく、その後の安全も担保することが私たちの仕事です。
私たちの暮らしに密接にかかわっているお仕事をしているんですね。これからの希望や目標はありますか？
若い世代の社員が増えていってほしいですね。
自分で一つの現場を回していきたいです。今はベテランの方についてやってるんですけど、いつかは自分一人で現場を仕切れるようになりたいです。
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特派員からのコメント
キャリアお悩み大学生
いままでは道路工事で道が規制されていると、「渋滞するからいやだなぁ」と思うけど、実際は私たちの生活を便利にするために、建設会社の皆さんが責任感を持ってやってくれているということを初めて知りました。道路の管理だけではなく、災害時の対応など、昼夜を問わずにやってくれていることにも驚きです。直接話を聞かないと、ホームページを見るだけでは伝わらないと感じました。「3K→きたない、危険、きつい」から「新３K→給料、休暇、希望」の中の希望の部分で、若手が活躍していけるようにという希望を持って仕事に取り組んでいらっしゃるなと感じました。